【行政書士のお仕事紹介】
幅広い分野がある行政書士のお仕事ですが、車関係は特にポピュラーなものです。
新車を購入するときの見積書をよく見たことがありますか?
「車庫証明代行費用」の項目があります。
正式には自動車保管場所証明申請といって、「車をとめておく場所はちゃんとありますよ」
「道路を駐車場に使うんじゃありませんよ」ということを証明してもらうための申請です。
現地を測って図面を書いたり、添付する必要な公的書類を集めたり、所轄の警察署へ足を運んだりは誰がしているのでしょう?
本来は申請する本人がするべきものですが平日に何度も警察署に行ったり、図面を書いたりする時間がある人はなかなかいません。
こうした、行政手続きの代行をするのが行政書士の主な仕事のひとつです。
今回の研修では車関係の申請について学びました。
【研修会の様子】
当支部の中村先生から車庫証明について実際の申請書類をもとにご説明いただきました。
見落とされがちな相続での車の所有者変更など、ケースごとに必要な書類も例をあげて丁寧に話していただきました。
そのあと、過去に判断に迷った事例など会員からは活発な質疑が行われました。諏訪地域ならではの質問もあり、身近な車の申請とはいえ奥が深いものだと思いました。
続いて赤羽支部長から、レンタカー事業の現状と申請、貨物軽自動車運送事業の申請などについて実際の申請書を用いてご説明いただきました。なぜ今必要とされているかなど、実務家ならではの視点から行政書士に求められる能力をご説明いただき大変参考になりました。
【困ったときはお近くの行政書士へ】
相続にともなう車の手続き、個人間売買や譲渡での車の名義変更など困ったときはお近くの行政書士、または長野県行政書士会諏訪支部へご相談ください。
【諏訪支部お問い合わせフォーム】
※お返事まで2~3営業日かかる場合があります。
【おまけ】
恒例の懇親会。他支部の先生や新しく登録された先生も交えてにぎやかな会となりました。
(文責 諏訪支部理事 高田賢一)